2011年05月31日

在宅勤務が進まないワケ

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/9189

在宅勤務が進まない理由について書かれてたのを見かけた。
記事の内容自体は、まあわかんなくもないかなぁという印象なんだけど、もう少し違う観点もあるような気がするので、ちょっと思うとこを書いてみる。


セキュリティリスクの捉え方 - 大企業ほどやりたくない? -


大手企業が在宅勤務で懸念するのは、まずはセキュリティリスク。ソニーの個人情報流出とか、下手すれば企業活動の根幹に関わるような問題になるわけで、セキュリティリスクを高める可能性は排除したいのが企業の本音だと思う。もちろんソニーの話は在宅勤務とは何の関係もないし、適切に対処すれば在宅で極端にリスクが高まるもんでもない。とはいえ、会社のPCを持ち出したり、自宅から会社のネットワークに接続したりするのは不安を感じて当然だし、その不安と在宅勤務のメリットを秤にかけたら、在宅勤務に消極的になるのもしょうがないんじゃないかなぁ。

あと、これはただの推測(邪推?)だけども、セキュリティについての評価も問題かも。
在宅勤務で情報漏洩が1件あったとしたら、多分責任者はものすごい怒られるし、セキュリティが低下したから大問題だ!ってなっちゃうと思う。その裏で会社での情報漏洩が10件減ってたとしてもね。しっかりした会社なら、その辺をトータルできちんと定量的に評価すると思うんだけど、そこまで出来るところって少なそう。だから、リスクを取って在宅勤務を進めようっていう考えには、そもそもなりにくいんじゃないかなぁ? まぁ、ほんとに勝手な想像なんだけど。
ちなみに在宅勤務で情報漏洩が減るわけが無いと思うかもしれないけど、可能性としては結構あると思うよ。在宅で仕事をするなら、PCは盗まれるもの、ネットワークは外部アクセスされるものという前提で対策すると思うけど、会社内部のPCやネットワークは、その辺が徹底されてないこと多いし。その割に会社内って意外に簡単に外部の人が出入りできたり、モノ盗まれたりするし。

で、こういうセキュリティリスクについては、大企業ほど保守的にならざるを得ない。小さい会社に比べたら、扱うデータの質、量ともに桁違いになるし、いざというときの金額とか、企業イメージとかに与える影響もハンパ無いし。反面、小企業なんてそもそも漏れて困る程のデータってあんまりない。NDA結んでても、せいぜい仕事切られるだけだし、そもそも漏れてもばれないし、漏れたのにすら気付かなかったりするし。いや、もちろん機密情報はみんな真面目に管理してるんですよ、ほんと(汗)


他にも、既存システムとの兼ね合いでむしろ大企業の方が設備投資が大変だったり、人が多い故に新しい事を始める時の周知徹底が難しかったり、いろいろ問題はありそうなんだけど、結論としては大企業の方が消極的にならざるを得ない気がする。実際、小企業のほうが在宅勤務の話を良く聞くし。

とはいえ、在宅勤務、上手く運用出来ればメリットはすごく大きいと思う。これは今自宅で仕事してる自分の実感。こういうところで新しい取り組みを上手く進めて行くことが競争力強化に繋がって行くと思うし、在宅勤務が普及したらまた会社勤めしてもいいかなぁ、なんて思わなくもないし(笑)、大企業も積極的に在宅勤務を進めて欲しいと思う今日この頃でした。
posted by 8beat at 19:38| Comment(0) | 気になる話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。